こんにちは、あさです。
TBS『世界遺産』にて、スペイン カナリア諸島の
ガラホナイ国立公園が紹介されました。
ラ・ゴメラ島の島頂部、標高1000m以上の部分には、
一万年以上続く森があり、
そこが国立公園となっています。
湿潤な海風によって発生した雲によって、
約6500万〜200万年前と類似した環境が、今も保たれ続けています。
1986年に自然遺産として世界遺産に登録されました。
ここの植物相の70%が、島の固有種となっており、
動物にも、ゲッケイジュバトやカナリアバトなど、
この島特有の鳥類などがみられます。
今日は、ガラホナイ国立公園の場所や行き方、見どころや、
年に20日しかみられないという滝雲などの絶景についても調べてみました!
ガラホナイ国立公園の場所や行き方は??
ガラホナイ国立公園があるラ・ゴメラ島はカナリア諸島にあり、
スペイン領です。
ガラホナイ国立公園への行き方ですが、
まずカナリア諸島の中で、ラ・ゴメラ島のお隣の島、
テネリフェ島に向かいます。
テネリフェ島への行き方ですが、
成田空港から、マドリード空港あるいはバルセロナ空港を経由して、スペインに入国し、
そこから乗り継ぎます。
テネリフェ島の最南端の空港、
テネリフェ・スール空港(TFS)へ向かいます。
テネリフェ島南端のロス・クリスティアーノスから
ラ・ゴメラ島行きのフェリーがでています。
ラ・ゴメラ島のサン・セバスチャン・デ・ラ・ゴメラ港まで
50分ほどかかります。
港から国立公園までは
レンタカー、タクシー、公共バスなどで行くことができます。
ガラホナイ国立公園の見どころは?滝雲や絶景についても!
ガラホナイ国立公園、山頂からの眺めです。
実際に行った方は、素晴らしいの一言だと。
空気も美味しいし、雲海と、空の晴れ渡り方がすごいですね!
この、高度1000mのところにとどまる雲があることで、
山の麓は乾いた岩石ばかりなのに、
山の標高1000m以上だけが、雲の水蒸気によって、
緑豊かな太古の森に覆われているのですね。
ガラホナイ峰は標高1487m、
山頂には、先住民の儀式の跡があります。
遥かに見えるのはテネリフェ島のテイデ山です。
麓から山頂までの間には、こんな巨岩がいくつも。
ラ・ゴメラ島は火山でできた島で、
これらの岩はかつてのマグマの吹き出し口です。
長い年月の間に侵食され、硬い部分だけが残って、
このような形になったそう。
ものすごく深い谷の景色も。。
『Chipudeの要塞』と言われる平らな
要塞のような形をした山も見えます。
トレッキングコースを歩くことで
太古の照葉樹林を体験することができますよ。
20分ほどで帰ってこられるコースもあります。
ガラホナイ峰の頂上からは、空の濃い青が印象的ですが、
ガラホナイ国立公園では年に20日程だけ、
山を滝のように流れる雲を見ることができます。
ラ・ゴメラ島に貿易風が数日のあいだ吹きつづけて、
山に十分な量の雲が集まったとき、
さらに、その雲と山の高さが絶妙になったときだけ、
この滝のような雲が現れます。
まとめ
アフリカ近くの大西洋上の島、カナリア諸島。
ガラホナイ国立公園は、自然の深い谷や巨岩の造形、空の青さ、
また太古の照葉樹林の森など、
雄大で生命感あふれる、力強い風景に満ちていました。
日本からはかなり離れている場所ですが、
機会があればぜひ行ってみたいと思わずにいられませんでした…!
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