こんにちは、あさです。
TBS『世界遺産』にて、
ジャンヌ・ダルクゆかりの城、
シノン城が紹介されました。
10世紀初頭、ブロワ伯ティボー1世が
ロワール川の支流、ヴィエンヌ川のほとりにシノン城をつくり、
以後3世紀にわたって、シノン城は要塞として活躍しました。
今回はそんなシノン城の見どころと、
場所やツアーについても、調べてみました!
オルレアン、ロワール渓谷の古城、シノン城の見どころは?
シノン城は、ロワール川流域の古城の中では最も古く、
荒廃してしまっている部分も多いため、
貴族の城館というよりは、まさに要塞のたたずまいで、
城壁といくつかの塔が残っているという感じです。
シノン城の大広間は、ジャンヌダルクがフランス王太子シャルル7世に
初めて謁見した場所です。
この出会いは100年戦争の転換点にもなっており、
フランスの歴史の中ではかなり重要なお城となっています。
シノン城の大広間にて、ジャンヌ・ダルクはシャルル7世の偽物を見破り、
群衆の中から迷いなくシャルル7世を見つけ出したという逸話があります。
その大広間も、いまは暖炉を残すのみとなっています。
壁面の真ん中あたりにある大きな四角いくぼみが、
暖炉の跡のようです。
現地では、当時の大広間の様子をVRで見ることができます。
城内には、ジャンヌ・ダルクに因んだ
さまざまな展示があります。
西(川の対岸から見て左)の端にあるクードレー塔は、
ジャンヌが訪問した時、滞在した場所と言われています。
クードレー塔には、テンプル騎士団の当時の落書きもあるとか。
城内のサロン・ド・テでは、シノンワインを頂きながら
地元のスペシャリテを味わえるそうですよ。
東(城を川の対岸から見たときに右)端に見える城門塔(時計塔)は、
中に、目の錯覚を利用した装置『回転のぞき絵』があるそうです。
内部には、時計仕掛けがのこされています。
大広間に続く建物は、展示館となっており、
当時の貴族の様子をムービーで観たり、
城の時代ごとの変遷を模型で観たりすることができます。
シノン城は華やかな城館という感じではありませんでしたが、
中世ヨーロッパの、昔の城の雰囲気がそのまま残っている感じがして、
かなり魅力的なお城だと感じました。
シノン城の場所やツアーが気になる!
シノン城は、フランス中部の、サントル-ヴァル・ド・ロワール地域圏にある、
アンドル-エ-ロワール県の町にあります。
2 Rue du Château, 37500 Chinon, フランス
シノン城はあまり華やかな雰囲気ではないためか、
ツアーのメインとして販売されていることは少ないようですが、
たとえば、ジャンヌ・ダルクのゆかりの地を訪ねるツアーなどで、
オプションとして選択し、訪ねることができそうです。
オプショナルツアーとして含まれているものには、
以下のようなツアーが見つかりました。
東京発、大阪発、名古屋発があるようです。
ほか、風光明媚な土地柄からか、乗馬をたしなまれている方向けに、
フランス乗馬ツアーの行き先にもシノン城が含まれていました。
こちらの、見積り、お問い合わせは
ページ内のお問い合わせフォームからとのことでした!
まとめ
シノン城の築城は954年と言われていますが、
元となる砦は、なんと5世紀頃に建てられたとのこと。
石を切り売りする業者などにより、
大広間などの城全体の風景は失われてしまっていますが、
完全に修復していないところにも、
逆にこの城の魅力を感じられるようにも思いました。
ロワール渓谷、フランス中ほどにあるシノン城、
ツアーでも訪れることができるようですので、
機会があれば、ぜひ行ってみたいと感じました!
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