こんにちは、あさです。
NHKEテレ『アーキテクツ プレイス 北欧発 建築家の幸せな住まい』にて、
現役で活躍するスウェーデンの建築家、
ハンス・ムールマンの家が紹介されました。
ハンス・ムールマンは山あいの建築を得意としています。
番組では、針葉樹の林にとけむような、
隠れ家のような別荘が紹介されました。
ハンス・ムールマンの経歴や、
彼がデザインした家やインテリアをご紹介します。
ハンス・ムールマンの経歴や家族は?
ハンス・エリック・ムールマンは、1947年3月2日、
ストックホルムで産まれました。
1971年~76年、ストックホルムの王立工科大学で学びます。
1985年にハンスはMurmanArkitekterを設立し、ⅭEOを務めていました。
2008年には、会社はハンスの妻を含めた4人の共同所有者のものとなります。
ハンス・ムールマンの作品の中には、ストックホルムのSturegallerianがあります。
Sturegallerianは高級ショップの入るショッピングモールで、
13000㎡もの広さがあり、有名なレストラン、カフェ、ナイトクラブを含む
約60のショップで構成されています。
Sturegallerianは、MurmanArkitekterのほか、複数の事務所が設計図を描き、
1986年~1989年に追加され、
1990年、仕事として参加しました。
ハンスは、建築家ウラ・アルバートさんと結婚し、
マット・ハルマー、マグナスという二人の息子さんと
一緒に暮らしていて、2021年現在、上の男の子はすでに成人しています。
2011年、ハンスは王立芸術アカデミーとして一般的に知られている、
美術アカデミーに選出されました。
ハンスが設立した会社、Murman Arkitekterは、
建築家、計画建築家、土木技師、インテリアデザイナーなど、
約30人の従業員で構成されています。
請け負っている建築分野は、公共環境、テナント、インテリアデザイン、
住宅プロジェクト、学生寮、ホテル、レストラン、
美術館、文化的建物まで、多岐にわたっています。
家や建築、インテリアの作品が知りたい!
ラマンドベルゲットの別荘
2011年、ハンスとウラは、ラマンドベルゲットに
2階建て、120㎡の別荘であるコテージを建てました。
2階は、正面玄関、ホール、キッチン付きコテージ、宿泊施設、トイレ。
1階は、スキー保管室、サウナ、賃貸アパートです。
キッチンには、イケアの白物家電が使われています。
シャンデリア、テーブル、ベンチもイケアです。
広いコテージは、山荘のような雰囲気です。
シャワールームと、サウナがあります。
シャワールームはイェムトランドのスレートで覆われています。
サウナの壁に水をかけると、ヨーロッパシラカバの素敵な香りが広がります。
ホリデービレッジFjällbyn
スキー、サイクリングなど山岳アクティビティを提供する会社、
50年間山岳観光に携わってきたRamundbergetsの、
研修生の宿泊施設を、ハンスは設計しました。
140㎡ある棟もあります。
2つの玄関、ダイニングエリア付きのキッチン、リビングルーム/ストーブ付きコテージ、
リビングルーム/ストーブ付きのレクリエーションルーム、4つの寝室があります。
土地の傾斜と、配置の異なる2種類の家を使用することで、
建物は変化に富み、こじんまりした雰囲気を醸し出しています。
外観は地元の建物の伝統からデザインされ、山の自然に溶け込んでいます。
MurmanArkitekterの作品
ハンスが設立したMurmanArkitekterは、
建築、家具、インテリア、環境の各分野で
様々な作品を制作しています。
建築
bjork スキー場のレストラン
へマヴァンのトップレストラン、ビョークです。
樹木限界線のすぐ下の高原に建築されました。
窓からは、隣接した山の世界と渓谷の、素晴らしい景色が広がります。
2つのフロアに、約100人用のダイニングと
ラウンジエリアがあります。
インテリア、家具
OFFICE ONE – UNITED SPACES
United Spacesは、北欧地域を代表するコワーキング企業の1つです。
インテリアはスカンジナビアの雰囲気をベースに、
ワイルドでエキゾチックで予想外のコントラストを備えています。
このデザインは、多彩な部屋と雰囲気を備え、
ダイナミックで柔軟な職場を作ることを目標として
デザインされました。
他にも数えきれないほどの作品が
会社のホームページに掲載されています。
人と環境にやさしい、独創的な作品を多く見ることができます。
まとめ
山や自然に溶け込んだ、ハンス・ムールマンの作品でした。
会社のホームページを見ると、さらに
本当に様々な作品があることに驚かされます。
ぜひ訪ねてみてくださいね。
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