こんにちは、あさです。
MBS毎日放送『世界遺産』にて、
中国南部にいくつも存在する不思議な地形、
中国丹霞(ちゅうごくたんか)が紹介されました。
赤い巨大な岩山がさまざまな形に削られ、
高さ300メートルの赤い巨大石柱や、巨大な壁のような赤い岩など、
無数の奇岩が林立しています。
そこには、1000を超える
いろいろな滝が流れていると言われています。
赤い巨大な岩山に雲がたなびくなか、
巨大な滝が流れおちる壮大な景観を
この目で見てみたくなりました。
中国丹霞(ちゅうごくたんか)・赤水の滝の、
場所や行き方、アクセスについて、調べてみました!
中国丹霞(ちゅうごくたんか)の千の滝が見たい!場所や行き方、アクセスは?
丹霞の数々の地形の中でも、特徴的な6か所、
赤水西部・東部、泰寧北部・南部、崀山、丹霞山、竜虎山、江郎山が
世界遺産「中国丹霞」となっています。
なかでも、貴州省の赤水市に残る丹霞は、
6か所の中で一番初めに世界遺産に登録されました。(2010年8月)
丹霞地形研究の権威、中山大学の黄進教授は
「面積の広さ、変化の成熟度や特色、さらに景観の壮大さや美しさのどれをとっても、
赤水の丹霞地形は中国一といえるだろう」と評価されているそうです。
貴州省の赤水市は中国の内陸部にあります。
赤水市に行くには、まず飛行機で四川省瀘州市へ行き、
そこから赤水まで90kmの距離をバスで移動します。
赤水からは、バスで滝の観光スポット、十丈洞(Shizhangdong)に
行くことができます。
赤水のバス駅から、赤水河に沿ってバスで35分ほど走り、
その後、川を渡って山中の道に入り30分ほど走ると、両河口に到着し、
ここで下車して10分程歩くと十丈洞の入場口です。
以前は、遠くからの滝の音を聞き、霧雨のような細かい水しぶきを浴びながら、
一時間かけて滝のところまで徒歩で上っていたそうですが、
今は十丈洞の入場口から滝の近くまで、
シャトルバスで一気に登ることができるようです。
バスを降り、階段を下ると、すぐに十丈洞滝が目の前に現れます。
奥にある丹霞滝は76m×80mの規模で、
中国最大の滝といわれる黄果樹滝よりわずか1メートル幅が狭いだけで、壮観です。
他にも、四洞溝滝群、燕子岩滝、神女滝など、
調べてみたところ赤水の丹霞地形地域には、
幅3mを超える滝が4000ヵ所もあるそうです。
中洞滝は、中国におけるカーテン状滝の代表格とも称えられています。
カーテン状、帯状、糸状、階段状、
また空から流れ落ちる銀河や、
空中から垂れ下がる幕のようなものなど、
本当にさまざまな形の滝が見られるようですよ。
まとめ
中国丹霞のなかでも、見ごたえのある赤水に残る丹霞、
ジュラ紀からの生きた化石と呼ばれるヘゴ(桫欏)が生い茂っており、
他では見られない風景が広がっています。
何もかものスケールが大きい中国の、
世界遺産、中国丹霞・赤水の瀑布、
ぜひ一度、見に行ってみたいです!
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