こんにちは、あさです。
NHKBSプレミアム『地球アドベンチャー 冒険者たち』にて、
写真家の石川直樹さんが特集されました。
2001年当時、七大陸最高峰登頂記録を世界最年少で更新し、
その後も世界中を旅し、山岳写真や、太古から続く人類の記憶や文化などを、
写真に収め続けていらっしゃいます。
美意識という自意識を徹底的に排除し、
ありのままを写す石川さん。
石川さんの写真を見て、いつまでも本質を追求する心を感じられそうです。
そんな石川さんの写真展や個展に行ってみたい!
2021年度、開催されているのでしょうか。
また、まもなく映画が公開される森山大道さんは
石川さんの師匠なのでしょうか?
調べてみました!
写真家・石川直樹の個展、写真展に行きたい!2021年度
調べてみたのですが、日本では2021年度の今後の個展は
今のところ予定されていないようでした…
しかし、世界中を旅して活躍される石川さんだけあり、
なんとブラジルでは個展が開催されているようです。
石川直樹『ジャポネシア(JAPONESIA)』展
場所 : オスカー・ニーマイヤー美術館(MON) パラナ州クリチバ市
日程 : 2021年2月11日~2021年4月11日
今回の写真展は、日本列島の地域性に着目し、
それぞれの土地が持つ特性や文化を多様な風景から切り取り、
島や海からの視点によって表現した作品群だそうです。
日本でも、トークショーや個展など、
ときどき開催されているようですので、
日本でもまた開催してくださるのを楽しみにしたいと思います!
森山大道は師匠?
2019年、写真界のノーベル賞とも言われる
「ハッセルブラッド国際写真賞」を受賞するなど、
写真界のトップを走り続けている森山大道。
80歳を超えたいまも、路上を毎日のように歩き、
1日何千枚も写真を撮ることもあるといいます。
代表作、通称『三沢の犬』など、街のスナップから
怖ろしささえ感じる力強い写真を撮られます。
石川さんは、師匠と言われる方は何人もいらっしゃるようですが、
最初に写真を見て、誰にも褒められない写真を「いい」と言ってくれたのが、
森山大道さんだったそうです。
昼間の新宿ゴールデン街の一室、飲み屋の2階で、
ライトBOXを置いてルーペで一枚一枚、何百枚もポジを見られて、
石川さんにいろいろアドバイスをしてくださったそうです。
そこから森山さんと、雑誌の対談やトークショーなどを、
何度もされるようになり、
展示会に来られたりお手紙をやり取りしたり、
個人的なおつきあいもされているそうです。
お二人で会ったとき、写真についてのお話をするかというと、
話したりもするけれど、森山さんからしてみたら、
自分は赤ちゃんみたいなものだから、という石川さん。
石川さんが写真についてほとんど知らないころから
かっこいいなとずっと憧れていた方だそうで、
まさに森山さんは石川さんから見ても、
師匠のように高いところにいらっしゃる存在であるようです。
2021年4月30日(金)より、森山大道さんを追ったドキュメンタリー映画
『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』
が公開されますが、
石川さんはここにもコメントを寄せていらっしゃいます。
森山さんは、どこにいてもどんなときでも森山さんだった。
森山さんがシャッターを切るたびに、ぼくは背中をおされる。
もっともっともっと撮らねば。そう思わせてくれる本作に感謝したい。
石川直樹 (写真家)
まとめ
2021年度、ブラジルでは石川さんの写真展が開かれていましたが、
日本での個展は予定されていないようでした。
今後、開催されることを楽しみにしたいと思います。
森山さんは「手に21mm、ジーパンのおしりのポケットに28mm」を持って
街を歩きスナップを一日に何千枚と撮られています。
陳腐な美意識ではなく、ありのままを写すという石川さんの心は、
もしかしたら森山さんに通じるところが
あるのかもしれないと、考えさせられました。
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