こんにちは、あさです。
NHK『空からクルージング』にて、
イタリア・シチリアの北東の岬、
メッシーナが紹介されました。
いくつもの有名な戯曲の舞台にもなり、
メッシーナ大聖堂、タオルミーナのギリシャ劇場など
見どころの多い歴史ある地域です。
メッシーナ海峡、エトナ山などの
美しい自然の大パノラマにも出会えます。
今回は、シチリア・メッシーナの世界遺産や、
おすすめのお土産について、調べてみました!
シチリア・メッシーナの世界遺産が知りたい!
シチリア・メッシーナの街中には、残念ながら世界遺産はないのですが、
世界遺産のエトナ山を、街から望むことができます。
エトナ山は2013年、自然遺産に登録されました。
噴火することも多い活火山ですが、
火砕流が発生することはなく、溶岩もゆっくり流れるため、
死者が出たことはありません。
逆に、噴火している時期は、
火山活動を見るために、
エトナ山に登る観光客も増えるという話もあります。
しかし、火山が爆発を起こした際には、
負傷される方も出るということで、
やはり自然の力は侮らないほうがよさそうです。
エトナ火山の溶岩は肥沃な土地を作り、
ワイン用葡萄、ピスタチオ、オリーブ、桃、りんごなど、
シチリアのさまざまな農作物を豊かに育ててくれています。
シチリア・メッシーナのおすすめのお土産は?
メッシーナのおすすめのお土産を調べてみました!
メッシーナから車で1時間ほどの街、
タオルミーナのお土産も併せて調べてみました。
メッシーナのお土産
メッシーナビール
さわやかなキレ味、辛口ビールです。
麦が主張していて、穀物を感じられる仕上がりになっています。
苦みは少なく、癖のない味わい。甘い風味があります。
アルコール度数は4.7度です。
料理の味を邪魔せず、良い引き立て役になるので
辛いものや、味の濃いもののお供に良いとのこと。
ビンやラベルのさわやかな色合いも、
シチリアの雰囲気にとっても合っていますよね。
330mlのサイズ感も人気です。
Faro (ファーロ)
シチリアはパッシートなどのワインの宝庫ですが、
メッシーナ周辺で造られるワインにファーロがあります。
1976年、ファーロはシチリアで初めてDOC に認定され、
シチリア最古のDOCですが、
強すぎる風や、湿気によるカビ対策など、
毎日の手作業が厳しい産地であり、造り手は減ってしまいました。
現在ファーロのカンティーナは片手で数えられるほどしかありません。
ファーロの、他のシチリアワインとの一番大きな違いである
地域特有の品種、ノチェッラ種。
酸が強く果皮の色素が薄いというノチェッラの強い個性が、
ファーロの個性ともいわれます。
ノチェッラは果皮に含まれる香成分が多く、
酸とミネラルが豊富で、ワインにフレッシュさと上品さを与え
これが他の地域にはない個性となっています。
タオルミーナのお土産
タオルミーナの街の入り口であるメッシーナ門から、
4月9日広場を通ってカターニャ門まで続くコルソ・ウンベルト通り。
ここにお土産や雑貨、リゾートファッションなどのお店が集まっています。
マヨルカ焼き
マヨルカ焼きというカラフルな陶器の食器がたくさんあります。
マヨルカ焼きと言いますが、マヨルカ島発祥ではなく、
シチリア島ででき、イタリア全体に広まっていった食器です。
この美しい色は褪せることなく、
一生使い続けることができます。
シチリアの街では、タイルや広場の柱にも
陶器が使われていることがあり、
風景の中にレモン色や青の鮮やかな陶器があることで、
ますます地中海的なシチリアの雰囲気を感じられそうですね。
コッポラ
シチリア発祥のハンチング帽です。
昔はマフィアが身に着けているイメージでしたが、
今では一般的なファッションアイテムとして使われています。
高齢者が使っていることが多いかもしれませんが、
若者でもおしゃれな方はファッションに取り入れている方が
いらっしゃるみたいです。
シチリアの州旗をかたどった陶器など
このシチリアの州旗のキャラクターは『トリナクリア』といい、
メデューサの顔を持つシチリアのシンボルです。
シチリアの肥沃な大地の守り神と言われています。
三本足があるのは、三角形のシチリア島の
三つの岬を表していると言います。
トリナクリアをかたどった陶器など、
なかなかにインパクトのあるグッズに仕上がりそうですが…
不思議な神様という感じなのでしょうか…
まとめ
シチリアには、他にもオリーブオイルや、レモン、オレンジなどの柑橘類、
シチリア全土で売られてるモディカのチョコレートなど、
お土産におすすめなものがたくさんあります!
街もお店もカラフルで、お土産選びも
とても楽しくなりそうですね🎵✨
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