こんにちは、あさです。
島根県布志町に、イギリス人の陶芸家バーナード・リーチが
何度も訪れて技法を伝授したという、
『湯町窯』があります。
こちらは「島根県ふるさと伝統工芸品」にも指定されている
由緒ある窯元ですが、どこか日常の幸せも感じられるような
温かい落ち着いた雰囲気があります。
こちらにはいろいろな食器がありますが、
なかでもエッグベーカーが有名。
いつもの目玉焼きが全く違うものになるそう。
今回は、『湯町窯』の作品やお値段、
行き方について調べてみました。
イギリス人バーナード・リーチゆかりの『湯町窯』作品のお値段は?
『湯町窯』は、大正11年開窯。
先代の福間貴士さんは、昭和6年に
民芸運動をしていた柳宗悦と知り合い、民芸運動に深く感銘を受けたそうです。
高村光太郎との縁で来日したバーナード・リーチは、
民芸運動を行っていた柳宗悦と東京で知り合いました。
民芸運動とは、普段使っている日用品の陶器、民衆工芸品の中に
『用の美』が宿っているとする日本独自の考え方で、
これを全国に広めていこうという運動です。
バーナード・リーチはその考えに基づき、
民衆工芸の美を伝えるべく、日本全国を訪れて
陶芸の技術を教えていったとのことです。
バーナード・リーチは湯町窯を何度も訪れ、
スリップウェアなどの技法を伝えたそうです。
バーナード氏直伝の模様、また湯町窯陶器の、
北欧陶器のようなぽってりとした愛らしい形が、
多くの方に人気を集めています。
では、お値段はどれくらいなのでしょうか。
湯町窯の代表作、エッグベーカーのお値段も、
合わせて見ていきたいと思います。
エッグベーカー 大 | ¥4,719(本体 ¥4,290) |
エッグベーカー 小 | ¥4,323(本体 ¥3,930) |
コーヒーカップ&ソーサー | ¥7,260(本体 ¥6,600) |
角深鉢 | ¥3,036(本体 ¥2,760) |
5号皿 | ¥2,640(本体 ¥2,400) |
小皿 | ¥792(本体 ¥720) |
やはり、通販だと品切れがみられることもあり、
湯町窯の作品の人気ぶりが伺えます。
もし、現地に直接足を運ぶことができれば、
よりたくさんの種類の器が見られるため、
ぜひ窯元へという訪問者の方も、いらっしゃいます。
湯町窯の場所や行き方は?
湯町窯は、島根、玉造温泉駅から徒歩二分の場所にあります!
松江~玉造温泉の電車本数が少し少なめということですが、
お店自体は朝8時から、また平日はお休みもほぼなく、
行きやすそうです。
単価は少しお高めですが、
たくさんの陶器の中からお気に入りを選ぶ楽しみで、
そんな不安は忘れてしまうというお話も…!
3代目の福間琇士さんはとても朗らかで優しいお人柄で、
作り手の温かさが器に表れている、器を輝かせているという声も、
たくさんありました。
琇士さんは、ご子息の庸介さん、ご家族の皆さんとともに、
湯町窯の陶器の魅力を伝え続けていらっしゃいます。
まとめ
湯町窯の作品のお値段は、ほとんどのものが数千円以上。。
しかし、それでも、湯町窯を訪れた人は、高いと感じられない方がほとんどです。
それくらい、温かいお人柄の職人さんによって作られた
湯町窯の器が、魅力に溢れているんですね。
とくにエッグベーカーは、買ってよかったと言っていらっしゃる方が
たくさんいらっしゃいます。
湯町窯は、島根県 玉造温泉駅から、徒歩2分の所にあります。
実際に訪ねてみることで、湯町窯の魅力を直に目にすることができそうです。
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