こんにちは、あさです。
NHKEテレ『アーキテクツ プレイス 北欧発 建築家の幸せな住まい』にて、
現役で活躍するスウェーデンの建築家、
ヨンニ・アンデションの家が紹介されました。
ヨンニ・アンデションの家はOsprayNest、
太い柱の上に立っている、まるで鳥の巣のような家です。
高原を見晴らせる特等席で、夕日を浴びながら、
ゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができます。
彼は環境に配慮し、木にこだわる建築家でもあります。
今回は、そんなヨンニ・アンデションの経歴や、
彼がデザインした家や建築、インテリアをご紹介します。
ヨンニ・アンデションの経歴や家族は?
ヨンニ・アンデションは、2000年頃、
ストックホルムの都心部にJordensarkitekterを設立しました。
現在、12人の建築家を擁しています。
Jordensarkitekterのミッションは、
建築する建物を利用する人々を巻き込み、
その人々の夢を形にしていくことだそうです。
社会的問題、あるいは環境的問題の解決に向け、
アイデア、対話、プロセスを大切にし、
積極的に関わっていく建築事務所です。
ヨンニ・アンデションには、
奥さまと二人のお子さんがいらっしゃいます。
奥さまは、視覚教育者で陶芸家のIna MAndersson。
娘さんはSagaさん、息子さんはRasmusさんで、二人ともすでに成人されています。
SagaさんはVogueのSPRING 2020 READY TO WEARにモデルとして出演されています。
2013年頃、ヨンニ・アンデション夫妻は
オスプレイに土地を購入し、農場を作りました。
2021年、オスプレイ農場は、
水、森林、草地、1ha弱の農業地域という主要なビオトープを備え、
10haをカバーする、近代的で持続可能な農場に発展しています。
夫妻は、全体的な視点で、より自給自足で循環的な生活を送りたいと考え、
ヨンニは建築家として、あらゆるレベルで持続可能な家を構想し、
2019年から、夫婦はそのような「ライフスタイルの家」の開発を始めました。
「農場から食卓まで」や、
地元で有機栽培、加工された、職人が生産する、野菜への愛情をテーマにした
ローフードムーブメントなどのコンセプトから着想を得て、
このライフスタイルの家は『RawArk』と名付けられました。
ローフードムーブメントなどと同じアイデアを建築に適用し、
絶対に必要ではないものをすべてはがして、
原材料を見えるようにしたかったそうです。
工芸の目標である、
控えめでシンプルなものを大切にできる贅沢、
それがRaw Arkです。
シンプルライフになると、便利になるというわけではなく、
それは不思議な空間になります。
自然は、非常に多くのさまざまなレベルで起こり、
何十億年にもわたって進化してきた素晴らしい生命のネットワークです。
これを育てる夢を形にしたのが、オスプレイ農場です。
ヨンニ・アンデションの家や建築、インテリアの作品が知りたい!
Osprey Nest /Strängnäs
ヨンニ・アンデションが妻と暮らしている、
鳥の巣のような太い木の上に建っている家です。
メーラレン湖などが見え、見晴らしがすばらしいとのこと。
Osprey Farm
ヨンデ・アンニション夫妻は、環境について大切に考えており、
建築・農業・生活を全体的なものとしてとらえて、
とても自然に近い暮らしをしています。
より自給自足で循環的な生活を送るため、
また、それを建築家として可能なものにすることを考えるため、
夫妻は土地を購入し、オスプレイ農場を作りました。
Smådalarö
窓のガラスが広く、湖を一望することができます。
バルコニーも広く、開放的な雰囲気を味わえそうですね。
Kymmendö
キメンドは、ストックホルム群島の南にある島です。
家が霧に覆われ、幻想的な雰囲気です。
真っ白の家の中から霧の森を眺めると、
不思議な世界に迷い込んだような気持になりそうです。
MöjaLångvik
水辺に建っている、環境に配慮された木の家です。
ガラス面が多く、外の景色との一体感を味わえそうです。
まとめ
ヨンニ・アンデションは、
木造建築を奨励し、それに必要な
職人技の重要性についても強調しています。
オスプレイ農場、Raw Arkなどでの
自然に近い生活は、人の感覚を研ぎ澄まし、
研ぎ澄まされた感覚は人生に深みを与えます。
それはヨンニにとって、
理性と感情、体と魂をつなぐことができる場所だと
話しています。
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