こんにちは、あさです。
NHK Eテレ『猫のしっぽ カエルの手』で
創業明治28年、出雲の『長田染工場』が紹介されました。
こちらは島根県出雲市の筒描愛染を行う染め物工房で、
風呂敷、のれん、タペストリー、テーブルセンターなどを作っておられます。
今日はこの『長田染工場』の作品や、場所などについて、
調べてみました!
出雲の筒描藍染工房『長田染工場』の作品の値段は?
『長田染工場』では、
四代目 長田茂伸さん、五代目 長田匡央さんが職人として
藍染を行っていらっしゃいます。
こちらでは、筒描き愛染と言って、
筒状の袋に糊を入れ、指で絞り出して模様を描いていく、
古くから伝わる伝統技法を行っています。
筒描きの模様は職人さんが手描きで描くので、
職人さんのセンスでいろいろな作品、模様ができあがります。
筒描きを行った後、布を藍甕に浸して染めます。
藍の濃さにより回数は異なりますが、
10~12回ほど染めます。
藍染の後、布の糊を、高瀬川で洗い流します。
川の流れの中から藍に白い絵模様が浮かび上がり、
この作業は出雲の風物詩となっています。
長田染工場では、
風呂敷、暖簾、テーブルセンター、ストール、ハンカチなど
さまざまな商品、作品が作られています。
出雲では、明治以前から、
嫁入り道具に藍染の風呂敷などが準備されていたそうです。
長田染工場の作品、商品の価格の一例はこちらです。
風呂敷 鶴亀松竹梅 | 四巾(130cm四方) | 55,000円(税抜) |
三巾(105cm四方) | 48,000円(税抜) | |
風呂敷 波に千鳥 | 二四巾(90cm四方) | 18,000円(税抜) |
二巾(70cm四方) | 15,000円(税抜) | |
のれん | 90cm×120cm | 40,000円(税抜) |
テーブルセンター | 30cm×50cm | 5000円(税抜) |
タペストリー | 45cm×90cm | 20,000円(税抜) |
ハンカチ 無地 | 42cm×42cm | 1,000円(税抜) |
ハンカチ 柄あり | 50cm×50cm | 1,350円(税抜) |
足拭き | 70cm四方 | 15,000円(税抜) |
スカーフ | 40cm×200cm | 4,000円(税抜) |
マフラー | 32cm×130cm | 4,000円(税抜) |
場所や行き方は?
長田染工場は、島根県出雲市大津町にあります。
出雲市駅から徒歩15分、
タクシーでは2分だそうです。
工房の見学も、受け付けていらっしゃるそうですよ。
日によって工程は異なるけれども、作業も見学できるそう。
祝祭日の見学は、ご連絡くださいとのことでした。
まとめ
長田染工場は、島根県出雲市にある、筒井藍染の工房でした。
伝統技法ですが、いまはこの一軒しか残っていないとのこと。
「島根県指定無形文財」「ふるさと伝統工芸品」に指定されています。
工房は出雲市駅からほど近く、高瀬川のほとりにあります。
工房、作業や作品の見学も、受け付けているそうです。
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